クルーズ客船「ふじ丸」、最後の姫路寄港へ-6月の引退控え

5月2日と4日に最後の姫路寄港が決まった「ふじ丸」。同船は6月の引退を控える。写真は神戸港中突堤に停泊する同船(663highlandさん提供)

5月2日と4日に最後の姫路寄港が決まった「ふじ丸」。同船は6月の引退を控える。写真は神戸港中突堤に停泊する同船(663highlandさん提供)

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 6月に引退するクルーズ客船「ふじ丸」が5月2日と4日、姫路に寄港する。

神戸港に停泊する「ふじ丸」の様子

 商船三井(東京都港区)が所有する同船。総トン数は2万3235トン、全長は167メートル。乗客定員は600人で、8層のデッキに163室の客室がある。

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 同船の進水は1988(昭和63)年で、三菱重工業神戸造船所(神戸市兵庫区)が建造。就航は1989年。日本籍の客船として当時は国内最大を誇った。需要の低迷などから運航休止が決まり、6月に引退する。

 同船は、たびたび姫路に寄港。最近では昨年8月に、地元旅行会社が主催する小笠原クルーズツアーで同港を使った。引退を控え最後の寄港となる今回も、同社が屋久島クルーズツアーを目的にチャーター。ツアーが出発する2日と帰着する4日に「姫路港旅客船ターミナル」(姫路市飾磨区細江)へ接岸する。

 出発日の2日は8時に入港。ツアー客を乗せて出港する10時30分に合わせて歓送イベントがある。イベントでは、姫路市消防音楽隊が演奏を披露。同市の観光親善大使「しろまるひめ」も見送りに駆けつける。帰着日の4日は18時に入港。ツアー客を降ろして出港する20時が、同船にとって姫路港との別れになる。

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