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20年に1度の姫路「三ツ山大祭」、山陽電鉄もヘッドマークで誘客

播磨国総社(姫路市総社本町)で3月31日~4月7日に執り行われる「三ツ山大祭」をアピールするヘッドマークを掲出した山陽電鉄の直通特急。山陽姫路駅で。2月19日

播磨国総社(姫路市総社本町)で3月31日~4月7日に執り行われる「三ツ山大祭」をアピールするヘッドマークを掲出した山陽電鉄の直通特急。山陽姫路駅で。2月19日

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 山陽電鉄の直通特急に現在、20年に1度執り行われる播磨国総社(姫路市総社本町)の例祭「三ツ山大祭」をアピールするヘッドマークが取り付けられている。

大祭のシンボル「置き山」をデザイン

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 全国から神々を招くことで厄災をはらう「置き山」をシンボルとする同祭。置き山は直径10メートル、高さ18メートルの円柱状で、祭りに合わせ境内に3基の置き山を造営することから「三ツ山」の名が生まれたとされる。

 直通特急は、姫路から三宮を経て阪神電鉄の梅田までを結ぶ同電鉄の主力種別。ヘッドマークは3基の置き山をあしらった円盤状の鋼板で、配色が異なる2パターンを用意し、直通特急に使用する5000系・5030系電車のフロントに掲出。2パターンのうちレッド系を姫路側に、ブルー系を梅田側に、それぞれ取り付けて1月28日から運行している。

 同電鉄では、同祭を記念し磁気式のスルッと関西対応プリベイドカード「エスコートカード」も発行。券面にはヘッドマークと同じ図柄をデザインし、ヘッドマークの掲出と併せて同祭を訪れる人に同電鉄線の利用を促す。

 「20年に1度の大祭を楽しみにしている」と利用者の一人で藤井教子さん(姫路市在住)。「山陽電鉄は高砂市の踏切で大きな事故に巻き込まれたばかり。普段は事故によるダイヤの乱れなども少なく安心して利用できる路線だけに、今後も安全運行に努めてくれると思う」と続け、「もちろん大祭は電車で訪れるつもり。多数の利用があることを願う」と同電鉄にエールを送る。

 同祭は3月31日~4月7日。ヘッドマークは祭りの期間中にわたり掲出する予定。エスコードカードは主要駅の券売機で販売する。

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