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姫路で映画「わたしの知らない子どもたち」舞台あいさつ 監督も来場

左から西川美和さんと小八重葵美さん

左から西川美和さんと小八重葵美さん

 映画「わたしの知らない子どもたち」の公開記念舞台あいさつが10月17日、アースシネマズ姫路(姫路市駅前町)で行われ、監督の西川美和さんと主演の小八重葵美さんが来場した。

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 同作は10月16日に全国公開。上映時間は150分。主人公は、小八重さん演じる戦争で家族と家を失った12歳の少女・茅野琴子。生き延びるために髪を切り、少年として暮らすことを選んだ琴子が、同じように家族を失った少年たちと出会い、戦後の混乱の中で生き抜こうとする姿を描く。二階堂ふみさん、坂東龍汰さん、櫻井海音さん、田中裕子さん、役所広司さんも出演する。

 当日は、西川さんが「戦争孤児を題材にしようと資料を読み進める中で、それまで知らなかった事実に次々と出合った」と話し、製作の背景を振り返った。「それがそのまま『わたしの知らない子どもたち』というタイトルになった」と明かす。戦争孤児の歴史が十分に知られないまま、時間の経過とともに忘れられてしまうことへの危機感に触れ、「多くの人も知らないままに時間がたって、なかったことになるのかと。知っていくことの喜びが自分の支えになった」とも。来場者と握手を交わし、交流する場面もあった。

 同じく小八重さんは「戦時中の暮らしなど、自分自身も知らないことが多い中で役に向き合い、演じる上で苦しくなることもあった」と撮影を振り返った。「重い内容ではあるが、自分と同世代の人にこそ見てほしい」と呼びかける。