JR姫路駅前の商業施設「キュエル姫路」(姫路市西駅前町)3階に9月25日、共用スペース「路(みち)のテラス」がオープンした。運営は神姫バス(同)。
キュエル姫路の開業10周年に合わせ、3階共用部のテラスエリアをリニューアルした。同社によると、観光客や地域住民が立ち寄り、姫路・播磨の魅力に触れる場を目指すという。
同スペースには、JR姫路駅や駅前のバス・タクシー乗り場を見渡せるハイカウンターを設置。無料Wi-Fiやモバイルバッテリーのレンタルサービスも備える。1階の「MONZEN」で購入したフードやドリンクを持ち込むこともできる。
北播磨の伝統産業「播州織」を使った体験型スポット「結び処(むすびどころ)」も設けた。赤や青、グレーなどの播州織を配し、「HIMEJI」と記した木製看板を設置する。
来場者は、旅への思いや今後の目標などを「結び札」に書き、ロープに結んで残すことができる。結び札はカプセルトイ(1回300円)で販売。カプセルには播州織2枚とメッセージを記入する白布などが入り、白布と播州織1枚を結び、もう1枚は持ち帰る仕組み。
結び札に使う播州織は、同社担当者が西脇市の工場を訪れ、職人と相談しながら選んだという。
同社によると、キュエル姫路が立つ場所には江戸時代、姫路城南方の外堀に架かる「飾磨津門(しかまづもん)」があり、飾磨港へ続く街道の起点として旅人や物資が行き交っていたという。こうした土地の歴史も、今回の整備の背景にした。
営業時間、定休日はキュエル姫路に準じる。