和菓子店「甘音屋 ゆめのさき~名倉邸~」(姫路市夢前町糸田、TEL 079-228-7506)が7月25日、県道67号姫路神河線沿いにオープンした。
2009(平成21)年にオープンした和菓子店「甘音屋」(広畑区)の5店舗目。江戸時代に建てられた「名倉邸」を改装し、和菓子の販売スペースとカフェを設けた。「自然と地域の共演」をコンセプトに掲げる。
敷地面積は1000坪以上。店舗面積は約30坪で、テーブル20席を設ける。入り口側に和菓子の販売スペースを配置し、木製の扉の先をカフェスペースとした。改装では、建物に残る梁(はり)や柱、建具などを生かした。
店主の森雅史さんによると、名倉邸の当主から「好きなように自由に使ってもらってよい」と声をかけられたことを受け、出店を決めたという。甘音屋は古民家再生活動にも取り組んでおり、夢前町で手がける古民家活用は今回が4件目となる。
販売する和菓子は、甘音屋の既存商品に加え、こしあんを使った「うりぼう最中」(308円)、ナッツを使ったフロランタン最中「木の実ひろい」(275円)、鹿の模様をあしらったクッキー「しかのこ」(165円)、豆大福「実りの福」(198円)など。同店限定の商品も用意する。
森さんは「イノシシや鹿も夢前町の自然の中で生きる存在。菓子を通じて、共に暮らす地域の風景を表現したい」と話す。
カフェの主力メニューは、一口サイズの和洋菓子を盛り合わせたドリンクセット「ご縁鉢(ごえんばち)」。5鉢セット(1,430円)と7鉢セット(1,760円)を用意する。
ご縁鉢には、どら焼きや「勝どき餅」、バターサンドクッキーなどを盛り合わせる。内容は季節に応じて変更する。森さんは「季節ごとに変わる内容も楽しみにしてもらえたら」と話す。
このほか、「KASAANE抹茶パフェ」(1,430円)、氷菓「綿雪氷」の桃(1,650円)とこしあん(1,210円)を用意する。
ドリンクは、可否(ホットコーヒー)(605円)、カフェラテとアイスコーヒー(以上660円)、アイスカフェオレ(715円)、オレンジジュースとアップルジュース(以上550円)をそろえる。
森さんは「姫路は中心市街地に観光資源が集まっているが、郊外にしかできないこともある。夢前町にも足を運んでもらいたい」と話す。
営業時間は、物販=10時~17時、カフェ=12時~17時。火曜定休。