姫路城三の丸広場で「第38回姫路城観桜会」が4月8日、開かれる。姫路城世界遺産登録30周年記念事業の一環。

　三の丸広場に設ける舞台でステージプログラムを繰り広げる。オープニングセレモニーに続き、アーティストさとう宗幸さんによるステージ、姫路邦楽文化協会による筝曲演奏、姫路市太鼓団体合同の和太鼓演奏が続く。

　現在、姫路城近くで公演中の「さくらサーカス」のPRや姉妹都市（鳥取市、松本市）、姫路お城の女王や姫路城のゆるキャラ「しろまるひめ」の観光PRも行う。

　市民参画ステージとして、姫路女学院中学校・高校や姫路西高校の生徒によるギター・マンドリン演奏、交響詩「ひめじ」合唱コンクール受賞団体コラボチームによる合唱があり、「TA・KU・MI」による和太鼓演奏で締めくくる。

　会場内にはおもてなしコーナーとして、姫路茶華道会、表千家同門会姫路支部によるお茶席（限定菓子付き）、姫路酒造協同組合による地酒（一合瓶、特製杯、おつまみ付き）販売、姫路菓子組合の花見菓子販売、姫路料飲組合連合会の「千姫弁当」販売とおもてなしカフェ、西播水産煉製品協会の揚げかまぼこ・姫路おでん販売も行う。

　実行委員会は現在、世界遺産登録30周年記念メッセージボード「サクラサク姫路城に想（おも）いをのせて」として、ツイッター、インスタグラムでもメッセージを募集している。当日、会場でも桜の木をデザインした特製ボードと参加者が思いを書き込める桜の花の形のメッセージシールを貼り付けて用意する。

　開催時間は10時～16時。雨天時 4月9日(日)に順延。