「八代目 鳥伸」（姫路市十二所前町、TEL 079-281-5111）が7月1日、姫路市内にある飲食店の弁当を販売するイベント「姫路銘店お弁当基地」を始めた。

　新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げが落ち込む飲食店を支援しようと企画した同イベント。飲食店にはテークアウトサービスに取り組む店が増えてきた一方、利用者からは「1つだけテークアウトを注文しにくい」「いろいろな店の弁当の中から選びたい」という声もあり、同店エリアマネジャーの野々口智さんが企画し、市内の飲食店に呼び掛けた。

　野々口さんは「飲食店はコロナ禍で仕入れの量も難しい。仕入れすぎた、仕込みすぎた、弁当のキャンセルが入ったなど、困りごとがあれば力になりたい」と話す。

　日替わりで参加店が異なる。初日の参加店は、「鳥伸」「ひで活水産」「ダイニングキッチンサークル」「牛タン専門店 舌家たかを」「ダイニングバーキキ」「麺屋 大輪」の6店。弁当は店内で食べることもできる。

　野々口さんは「初めてのことで至らない点もあるが、1店でも多くの飲食店に参加してほしい」と呼び掛ける。「お客さまにはいろいろな店の味を楽しんでもらい、コロナが収束したら店に足を運んでほしい」とも。

　開催時間は平日12時～14時（準備数無くなり次第終了）。