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官兵衛「大河ドラマ館」、1月12日開館へ-姫路城「天空の白鷺」は15日閉館

「大河ドラマ館」館内の様子。関係者らを招いて開かれた内覧会で。1月10日

「大河ドラマ館」館内の様子。関係者らを招いて開かれた内覧会で。1月10日

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 姫路城大手門前の家老屋敷跡公園(姫路市本町)に完成した観光パビリオン「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」が1月10日、一足早く関係者らに公開された。

姫路城大手門前に完成した「大河ドラマ館」

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 パビリオンは約500平方メートルの仮設構造。放送中のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で主な舞台となる姫路への観光客をもてなそうと、姫路市や地元企業などでつくる「ひめじ官兵衛プロジェクト推進協議会」が約1年間の期間限定で運営する。一般公開は12日から。「平成の大修理」が終盤を迎え15日で閉館する姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺(しらさぎ)」の後を受け、観光の「目玉」としての期待も背負う。

 テーマごとに4つのゾーンに分かれる館内では、ドラマの撮影現場で出演者らが用いた衣装や小道具などを展示。官兵衛の生涯や戦国時代の姫路の様子、ドラマゆかりの地などを紹介する映像や実物大の模型も展示する。

 市内在住の観光士・塚本隆司さんは「ポスト『天空の白鷺』として観光客誘致に頑張ってもらえれば」と期待を寄せる

 開館時間は9時~17時。入館料は、高校生以上=500円、小中学生=200円。

 12日、姫路駅方面からパビリオンへ通じる道路・中ノ門筋では同館公開を祝うイベント「ウェルカム官兵衛フェア」を開く。「中ノ門筋繁昌会」が主催。16ブースが出展し、大手前通りから1本西側へ入った南北道路沿いで県内各地の物産やご当地グルメなどを提供する。10時~16時。

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