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姫路で節分に向け恵方巻きの予約販売始まる 韓国風のり巻きやスイーツも

「和庵(なごみあん)いっしん」(土山)の恵方巻き

「和庵(なごみあん)いっしん」(土山)の恵方巻き

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 2月3日の節分に向け、姫路市内の飲食店や洋菓子店で恵方巻き商戦が始まり、各店で予約販売が行われている。

杵屋の「七宝ロール」(1,296円)

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 恵方巻きは節分に食べる太巻きずしで、その年の恵方を向いて丸ごと1本を無言で食べると縁起が良いとされる。商売繁盛や無病息災を祈願して江戸時代から明治時代にかけて始まった風習といわれる。恵方は毎年方角が変わり、今年の恵方は「南南東のやや南」。

 姫路では老舗すし店「割烹(かっぽう) 梅寿司(ずし)」が巻き寿司(ずし)(1,080円)、牛肉巻き(648円)など、オーガニックカフェ「珊瑚椀(さんごはち)」(御国野町御着)は有機食材を使った「vegan(ビーガン)キンパ」(1,080円)を販売。韓国料理店「辛(しん)ちゃん」(楠町)は、七福神にあやかって福が舞い込むように、ニンジン、シイタケ、ソーセージ、ちくわ、卵、たくあん、スルメキムチの7種の具材を入れた「韓国風のり巻き」(605円)を用意する。菓子店「杵屋(きねや)」(二階町)は、フルーツと生クリームを包み込んだスイーツ系恵方巻き「七宝ロール」(1,296円)の予約を受け付けている。

 毎年1500本以上の販売実績を持つ「和庵(なごみあん)いっしん」(土山)の名物いっしん巻き(918円)は、間もなく予定数(1600本)に達するという。店主の米澤信吾さんは「コロナ禍で外食を控えているご家族も多いと思うが、恵方巻きで笑顔が増えて会話が弾むきっかけになれば」と期待を寄せる。

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