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姫路「地産地消ひめじバル」3年ぶり開催へ 参加証のリストバンド販売開始

初参加店の「十割りそば 橙」の店主・李智恵さん(右)

初参加店の「十割りそば 橙」の店主・李智恵さん(右)

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 姫路の中心街で地元産の食材を使った一品が楽しめる「地産地消ひめじバル」が10月27日~29日の3日間、開かれる。主催は赤ちょうちん屋台の会、ひめじバル実行委員会などから成る地域活性化プロデュース協会。

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 姫路駅前などの繁華街にあるイタリアン、スペイン料理、和食店など55店舗が参加する。参加店ごとに地元産の食材を使った料理と播磨の地酒などのドリンクがセットで楽しめる。2019年9月に初開催し、新型コロナウイルスの感染拡大による中止を経て、3年ぶりの開催となる。

 参加者はあらかじめ、参加証となるリストバンド付きのバルブック(500円)を購入。同ブックに参加店と対象メニューが紹介されており、目当ての店でリストバンドを提示することで対象メニューをキャッシュオンで注文できる。価格は660円~3,500円と、それぞれの店舗により異なる。開催時間も各店で異なり、一部の店ではランチタイムから利用できる。

 参加店は、約1万80000人のメンバーで構成されるフェイスブックの「姫路ランチ&ディナー」グループメンバーからの推薦で決定した。

 バルブックは数量限定で、参加店や協力店で10月1日に販売が始まった。

 初参加店の「十割りそば 橙」の店主・李智恵さんは「飲食店経営の私でも行ってみたい店が多数参加している。このバルを通じて地元食材の魅力を一生懸命伝えていきたい」と話す。

 終了後の11月1日~30日は「郊外ひめじバル」と銘打ち、姫路郊外の飲食店28店舗でバルブックを提示すると対象メニューの提供が受けられる。

 地域活性化プロデュース協会代表の三枝達矢さんは「市外からもオンラインでバルブックの注文が入っている。心待ちにしていた人の多さと反響に驚いている。新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外食の自粛などの影響で落ち込んでいる経済の回復策として、このバルが起爆剤になることを期待している」と語る。

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