姫路市などで組織する世界遺産姫路城マラソン実行委員会（姫路市安田4、TEL 079-221-2862）が8月2日、来年2月に「世界遺産姫路城マラソン2022」を開くと決定した。

世界遺産姫路城マラソン2019 スペシャルゲストは高橋尚子さん

　2022年2月27日に開かれる同大会。今回が7回目。参加対象は、新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった「世界遺産姫路城マラソン2020」にエントリーしていた国内在住者に限定するが、新型コロナウイルス感染症対策に活用することを目的とした「ふるさとひめじ応援寄附金」に寄付した人向けの「感染症対策支援枠」を特別に設ける。

　関連イベントでは、「世界遺産姫路城マラソン2021」代替イベントとして昨年度開催できなかった「姫路歴史ロゲイニング」と「姫路まちなかロゲイニング」を開く。ロゲイニングとは、コンパスを使ってエリア内に設置されたチェックポイントをできるだけ多く制限時間内にまわり、得られた点数を競うスポーツのこと。同マラソンの舞台となる姫路城を中心に、自転車を用いて仮想空間で競い合うフィジカルeスポーツも計画するという。

　同マラソンでは、新型コロナウイルス感染症予防対策として、大会関係者の健康管理や感染症予防対策、沿道応援の自粛など日本陸上競技連盟が定める「ロードレース再開についてのガイダンス」などを参考に取り組むという。

　現在、同マラソン実行委員会では同マラソン及びオンライン開催業務の公募型プロポーザルの参加者を募集している。募集要項は8月17日12時まで配布する。