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姫路・夢前町にログハウス風雑貨店&カフェ-自分たちで2年かけ完成

2年がかりで、手作りで完成させたログハウス風雑貨店

2年がかりで、手作りで完成させたログハウス風雑貨店

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 姫路市夢前町の菅野(すがの)中学校近くに、ログハウス風の雑貨店「itsumo(いつも)」(姫路市夢前町芦田、TEL 0079-335-0533)が9月3日、オープンした。

各国の生活道具を取り扱う雑貨スペース

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 店舗面積は40坪。店内は吹き抜けの広々とした空間が広がり、店舗左手にある雑貨スペースと靴をスリッパに履き替える喫茶スペースに分かれる。喫茶スペースの席数はカウンター6席、テーブル10席、テラス4席。店の周りには全て和木(日本の木)を植栽し、名札を付けている。

 店主の森原由香さんが姫路市山吹で営業していた店を閉めてから1年間構想を練り、100万円で建てることを目標に、基礎と屋根以外は夫婦で2年間かけて完成させた。「外装を板の状態から手塗りするなど、理想の店に仕上げるのは大変だった。未経験で何も知らないからこそ無謀なことができたのかも」と森原さんは振り返る。「イメージが固まらなくて苦しかったこともあり、何度も逃げたいと思った。弱音を吐いた時、友だちや家族が支えてくれたおかげでオープンすることができた」

 雑貨スペースでは各国の生活道具を中心に、篠山の鈴作家・イソガワクミコさんの鈴、三重県の自然物雑貨屋「MY HOUSE」の手作り雑貨、京都のがまぐち作家・宮本佳織里さんのがまぐち、岡山の有名店「自然食コタン」がセレクトする食品などを扱う。

 喫茶では、宍粟市山崎町のテークアウト焼き菓子店「森蔵」の生ケーキを提供している。午前中で売り切れることが多いので予約が必要という。11月からはランチも始める予定で、森原さんは「材料にこだわったものを提供したい」と意気込みを見せる。

 ドリンクメニューは、「itsumo coffee(430円)、カフェオレ(480円)、ディンブラ、アールグレイ(以上430円)、有機エルダーフラワー、ジンジャーエール、レモネード、マンゴースムージー(以上500円)、「ちいさい人のりんごジュース(250円)など。デザートメニューは、トルコ産のいちじくのスコーン(280円)、今日のケーキ(400円)、今日のシフォン、自家製アイス(以上350円)、複数のデザートを少しずつ盛り付けたおやつプレート(600円)など。

「少し郊外にある店なので、小旅行気分で来ていただき、ゆっくりとくつろげるような店にしていきたい」と森原さんは抱負を語る。

 営業時間は11時~17時。火曜、水曜、土曜定休。

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