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ホタル舞う季節迎える姫路-白鳥池や思出川など市内各所で

記者の手に止まり静かに光を放つホタル

記者の手に止まり静かに光を放つホタル

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 姫路市郊外のため池や河川などで現在、ホタルが舞う姿が見られる。

闇の中で宙を舞うホタルが描く光跡

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 地球上に約2000種類以上が生息するとされるホタル。国内では約40種類が確認され、兵庫県内でもゲンジボタルやヘイケボタルなど約10種類が生息する。

 姫路市内で主に生息するホタルは小型のヒメボタルで、体長は約7ミリ。市街地周辺部のかんがい用ため池や湧き水、河川の周囲で観察できる。

 主な観察スポットは、旧市内の白鳥池(姫路市白鳥台1)や天川支流の思出川(飾東町)をはじめ、旧夢前町域の夢前川や菅生川支流の護持川、旧安富町域の林田川のほか、旧家島町域の清水公園(宮)など。このうち白鳥池では取材日の5月27日、数は少ないもののホタルが闇の中で宙を舞い、光跡を描く姿が見られた。

 「もっと気温が上がり蒸し暑くなると数が増える」とホタルの撮影に来た三木英俊さん(姫路市在住)。「住宅地の近所にホタルがすめる環境が残ることをうれしく感じる」と話し、静かにカメラのレリーズを切る。

 見頃は旧市内で6月中旬まで。新市域の山間部などでは6月上旬から下旬にかけて。

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