姫路市夢前町のホテル「ニューサンピア姫路ゆめさき」（姫路市夢前町置本、TEL 079-335-5551）が11月1日、民営となって5周年を迎える。

四季折々の自然を堪能できる天然温泉

　同ホテルは、厚生年金健康福祉センター「サンピア姫路ゆめさき」が前身。天然温泉の大浴場のほか、テニスコート（屋外2面・屋内2面）、多目的グラウンド、温水プール（25メートル×4コース）を備える。大会議室（定員200人）をはじめとする会議室も。宿泊定員は160人。

　同ホテルの年間利用者数はリピーターを中心に日帰り利用客8万人、宿泊客2万5000人。担当の高山さんは「民営化後も多くのお客さまにご愛顧いただけてうれしい」と笑顔を見せる。神姫バスが運行する姫路駅からの同ホテル直通バスも効果を上げているという。

　同ホテルでは5周年を記念し、日帰り温泉と室内温水プールの利用について、それぞれ大人料金700円のところを500円にするワンコインサービスを提供している。両方利用する際は300円増し。子どもは、温泉とプールの両方を500円（通常600円）で利用できる。11月1日～7日は、両施設の日帰り客向けに「秋の収穫祭抽選会」を開催する。

　レストランでは「秋のGOGOGO企画」と銘打ち、通常1人前4,000円相当の料理が2人前合計6,555円の記念価格で楽しめる企画を行っている。1日10食限定で要予約。宿泊客向けには秋のグルメプランとして、和室3人以上の利用で1泊2食付きが7,555円となるプランを平日限定で提供している。

　高山さんは「地元に根付いてきた実感はある。これからも多彩な企画を社内のみんなで考えて、利用客に喜んでもらい末永く10年、15年とやっていきたい」と意欲を見せる。

　各記念企画は11月末まで。