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姫路・船場の団らん居酒屋「しらさぎの黒」が1周年-半額キャンペーンも

フェイスブックの友人たちにプレゼントしてもらった「しらさぎの黒」の看板。

フェイスブックの友人たちにプレゼントしてもらった「しらさぎの黒」の看板。

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 姫路市の船場東ビル1階にある団らん居酒屋「しらさぎの黒」(姫路市米田町、TEL 079-299-1700)が9月17日、1周年を迎える。運営はイベント企画などを手掛けるフリンプ(御立)。

新作で人気の味噌(みそ)ホルモン焼き

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 店舗面積は26坪。席数は32席で、座敷席を2卓そなえる。「白鷺(しらさぎ)の城」と呼ばれる姫路城にちなんだネーミングの妙や看板メニュー「黒鍋」をはじめ70種類を数える創作料理を楽しみに、足しげく通う常連客も多い。新作料理の開発にも熱心で、試食会などで客の要望を取り入れ、オープン当初からメニューの約半数を入れ替えた。

 川口あかね店長は「当初は名前を覚えてもらうために、一軒一軒チラシを手配りした。チラシを持って来てくださったときはとてもうれしかった。今では顔なじみも増え、約半数がリピーターのお客さま」とこの1年を振り返る。

 生ビール中ジョッキやチューハイ(以上496円)、ウーロン茶(196円)など、メニューの価格は店名にちなんで下2桁を「96円」でそろえる。「黒鍋」に加え、よく注文が入るという新作料理は、ちりとり鍋で作るみそホルモン焼きと韓国風すき焼き(以上996円、注文は2人前から)。カレー味も選べる手羽先(396円)、ショウガを効かせた「昭和空あげ」、「アボカドとエビの生春巻き」(以上596円)、だしに工夫を加えたという「白そば」、「赤そば」、「焦がし味噌(みそ)ラーメン」に「辛焼きラーメン」(以上796円)も定番の人気メニューという。旬の素材を使った日替わりメニューも用意する。

 バナナ梅酒を使ったオリジナルビアカクテル「バナナダンス」やガリガリ君が丸ごと入った「ガリガリ君チューハイ」(以上596円)など、ユニークなドリンクメニューも用意。カウンター席でバー気分を味わえる工夫も。

 平日は近所の家族連れや仕事帰りのサラリーマンの利用が多いという同店。20人~32人の貸し切りにも対応。人数や料理の内容は相談に応じる。パソコンやプロジェクターを用意しているため、セミナーや会議で利用する会社も多い。イベントの開催にも熱心で、店の休日である月曜にさまざまなジャンルの講師を招き「ほろ酔いセミナー」を月1回程度開くほか、ガンダムナイトなどマニアが集うイベントなども。

 川口店長は「団らん居酒屋という名の通り、くつろいでもらえる工夫をしていきたい。開放的な店内なので、初めてのお客さん同士でも気軽に交流してほしい」と呼び掛ける。週に 4回は訪れるという常連客の川端雄明さんは「本日のおすすめ料理が楽しみ。好みに合う旬の手料理が多いのがうれしい。スタッフとの気さくな会話に心も癒やされる」と魅力を語る。

 営業時間は18時~24時。月曜定休。1周年を記念し、飲食代の半額を金券でキャッシュバックするキャンペーンを今月24日まで開催している。

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