姫路で「アジアの布を纒う展」-サリーを着物に仕立てるレクチャーも

斬新なアイデアでアジアの布の魅力を伝える大橋ひろ美さん。写真の着物はサリーで仕立てたもの。

斬新なアイデアでアジアの布の魅力を伝える大橋ひろ美さん。写真の着物はサリーで仕立てたもの。

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 姫路・書写の里美術工芸館(姫路市書写、TEL 079-267-0301)で6月19日より、インド、タイ、ラオスなどアジア各国の伝統布を紹介する展示会「アジアの布を纒(まと)う展」が開催される。

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 姫路でギャラリーを経営しながら全国各地でアジアの布の着こなしや和装との組み合わせなど「布の魅力」を紹介している大橋ひろ美さんが企画した同展。2008年に出版した大橋さんの著書「アジアの布を纏う」を読んだ読者から「もっと詳しくレクチャーしてほしい」との声を受け、同展を企画したという。今回で2回目。

 今回のテーマは「インドのサリーを着物にする楽しみ方」。会場にはインドやラオスなどアジア11カ国の布300点を展示するほか、期間中は大橋さんがサリーの着付けなども紹介する。

 19日・20日は、市民モデルによるファッションショーも開催。トルクメニスタンやインドネシア、インド、イラク、タイ、ラオスの布を帯やショールにアレンジする方法などを紹介するレクチャーも予定する。

 大橋さんは「着物やアジアの布は1枚でできているのでアレンジが自由に楽しめる。インドやラオスの織の素晴らしさや着物とマッチするアジアの布の魅力を感じてもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。ファッションショーは11時~11時50分。入館料=300円。今月27日まで。

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