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特急はまかぜに「竹田城跡」ヘッドマーク-観光PR、姫路駅には「撮り鉄」も

竹田城跡をPRするヘッドマークを期間限定で掲げる特急「はまかぜ」。姫路駅で。5月8日

竹田城跡をPRするヘッドマークを期間限定で掲げる特急「はまかぜ」。姫路駅で。5月8日

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 姫路・和田山(朝来市)間の播但線を走るJRの特急「はまかぜ」に現在、沿線の観光地「竹田城跡」(同)をPRするヘッドマークが掲出されている。

雲海と城跡の様子をデザイン

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 大阪・姫路と兵庫県北部の但馬地域を播但線経由で結ぶ同列車。同線の竹田駅(同)近くにある戦国時代の城跡「竹田城跡」をPRしようと、4月27日から同城跡をあしらったヘッドマークの掲出を始めた。同城跡は、「日本百名城」の一つ。標高353.7メートルの山頂にあることから「天空の城」の愛称を持つ。

 掲出を行うのは、上下6本走る同列車の全編成。ヘッドマークは、雲海から顔を出す城跡の様子を印刷した幅80センチ、縦50センチほどの扇状シールで、編成前後の貫通扉に貼り付ける。

 掲出に合わせ、同列車のうち但馬方面へ向かう下り1本と、姫路・大阪方面へ向かう上り2本は、土曜と日曜、祝日に限り竹田駅への臨時停車を開始。停車がある日には、同駅から城跡へ向かうシャトルバスも運行する。

 同列車は特急ということもあり、途中駅での停車時間はわずか。例外は列車の進行方向が変わる姫路駅で、乗務員の移動や信号待ちを行うことから上下列車とも約5分間停車する。ヘッドマークをカメラに収めたい鉄道ファン「撮り鉄」にとっては「始発駅の大阪に次ぐ『聖地』」と、ホームで同列車を撮影していた小島裕樹さん(加古川市在住)。「大型連休中にも訪れたが、ファンが多く思うように撮影できなかったので再訪した」と話しながら、ヘッドマークにカメラを向けていた。

 掲出は6月30日までを予定。

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