鍛え上げられた肉体の美しさを競い合う「第40回 アメリカンヘルスクラブ ボディービルコンテスト」が7月24日、姫路市文化センター（姫路市西延末）で開催された。

　姫路のボディービルジム「アメリカンヘルスクラブ」（飾磨区）が毎年開催している同コンテスト。健康管理を第一の目的とし、バルク（筋量）や柔軟さ、均整度、などを採点し優勝者を決める。今年で40回目。

　ルールは、5人一組でステージに並び、それぞれ1分の持ち時間で上腕二頭筋を強調する「ダブルバイセップス・フロント」や胸の厚みや腕の太さを強調する「サイドチェスト」などのポージングを自由に披露する。

　当日は、同クラブに所属するボディービルダー22人が参加。昨年同コンテストで2位だった、ボディービル歴13年の北野富弘さん（43）が今年のチャンピオン「ミスターアメリカンヘルス」に輝いた。2位は竹本佳右さん（35）、3位は西山嘉一さん（65）。

　そのほか、歴代チャンピオンの中から頂点を選ぶ「アメリカズカップ」や海外からのゲストを招いた「ゲストポーズ」も行われ、アメリカズカップでは、北野さんを含む過去のチャンピオン6人が参加。ボディービル歴25年の浦本眞明さん（55）が優勝に輝いた。

　ゲストポーズでは、ミスター・フィリピンで2回、ミスター・アジアで1回の優勝経験を持つ、リト・パライソ選手（45）が登場。観客席に降りてポージングを決めるなどステージを縦横無尽に使って、自慢の肉体を披露し、会場を沸かせた。