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「姫路城マラソン2024」閉幕 ごみ拾いをしながら走る「おそうじランナー」も

制限時間35秒前にゴールした「おそうじランナー」ら

制限時間35秒前にゴールした「おそうじランナー」ら

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 「世界遺産姫路城マラソン2024」が2月11日、行われた。

制限時間35秒前にゴールした「おそうじランナー」たち

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 新型コロナウイルス禍の影響で2020年から制限されていた沿道での応援が5年ぶり解禁され、今年は、和太鼓、吹奏楽、ダンスパフォーマンスなどにぎやかな声援がランナーに送られた。

 マラソンの部は、男子7168人、女子1558人の計8726人が参加した。完走者は男子が6824人、女子が1440人の計8264人だった。

 男子の部は、森川陽之さんが2時間17分29秒、女子の部は、横田歩さんが2時間39分16秒で優勝した。横田歩さんは大会新記録で同大会3連覇を果たした。

 1~5キロのコースを走る「ファンラン」には2801人が参加した。ボランティアグループ「グリーンバード姫路」から参加した4人は、ごみ拾いをしながら完走を目指す「おそうじラン」を行った。ビニール袋を手に、コースに落ちている空き缶や紙コップなどのごみを拾いながら走り、全員が両手にごみをいっぱい抱えて、制限時間(6時間)の35秒前にゴールした。

 「グリーンバード姫路」メンバーの碓井顕俊さんは「しんどかったけど、沿道からの『ありがとう』『お疲れさまー』の声援をいただいて、走りきることができました」と笑顔を見せていた。

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