姫路城で「観桜会」-桜と天守閣のコラボレーション見納めに

4月12日から平成の大修理で、一時登閣できなくなる姫路城大天守。(写真=姫路フォトバンク)

4月12日から平成の大修理で、一時登閣できなくなる姫路城大天守。(写真=姫路フォトバンク)

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 姫路城三の丸広場(姫路市本町)で4月3日、毎年恒例の花見イベント「第26回 観桜会」が開催される。

姫路の桜の開花を決める標準木

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 桜が咲き誇る姫路城をバックに開催する同イベント。当日は、お茶席や地酒、花見だんごなどの販売コーナーを設け、姫路邦楽文化協会による100面の琴演奏や「お花見太鼓」として「逢鷲太鼓」(鳥取市)や「TA・KU・MI」、「ふじた傳三郎太鼓」(岡山市)、「諏訪太鼓」(四日市市)などの和太鼓演奏などが行われる。

 そのほか、姫路のマスコットキャラクター「しろまるひめ」が登場し、姫路市のPR ソング「まんまるもちもち しろまるひめ」を披露するほか、特別ゲストとして「平城遷都1,300年祭」の公式マスコットキャラクター「せんとくん」も登場する。

 同イベントの開催に合わせて4月2日~11日の10日間、姫路城西の丸庭園で夜桜を楽しむ「花あかり」も開催する。期間中は、庭園内の桜や桜門橋、三の 丸広場など、大手門周辺約300カ所を灯籠(とうろう)やフロートキャンドルでライトアップするほか、連日18時30分と20時に、日替わりで「花あかりコンサート」も行われる。

 姫路城の大修理で、2015年ごろまで大天守が見えなくなることから、当日は見納めに訪れる観光客と花見客とで大混雑が予想される。観光交流推進室の清瀬和士さんは「平日でも登閣者が大手門の前まで並んでいたりするので、3日はどれぐらい混むのか予想できない。動物園側に出口を設け一方通行にするなどの対策も考えている」と話す。

 観桜会の開催時間は10時~16時30分。 雨天の場合翌日に順延。花あかりの開催時間は18時~21時(入場は20時30分まで)。

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