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山陽電車が19年ぶりに新車両導入 シートに県花「のじぎく」あしらう

山陽電気鉄道が新型車両6000系を公開した。

山陽電気鉄道が新型車両6000系を公開した。

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 姫路・神戸間の沿岸部を走る山陽電気鉄道が4月13日、新型車両を公開した。

一般向け試乗・見学会

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 同鉄道が6000系と名付けた同車両は、1965(昭和40)年に登場した3000系の代替え。1997年に登場した5030系以来19年ぶりの導入で、近日中に営業運行を始める。

 シルバーの車体に赤いドアとラインが目を引く同車両。「環境に優しく、安全・快適な車内空間の提供」をコンセプトに、安全性の充実と車いすやベビーカーを使う乗客にも優しい設計を心掛けた。車内シートのデザインには兵庫県花である「のじぎく」をあしらい、華やかさを演出したという。車内案内表示器には4カ国5言語を表示し、外国人客にも分かりやすく次の停車駅などを案内する。

 17日に開いた一般向け試乗・見学会には、募集定員の10倍を超える応募があったという。車両課長の上月勤さんは「3000系に比べて消費電力を40%カットできる。環境にも優しい最新鋭の車両」と話す。

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