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パトレイバーが姫路城と共演 デッキアップに歓声

姫路城との共演をカメラに収めようと撮影する姿が多く見られた。

姫路城との共演をカメラに収めようと撮影する姿が多く見られた。

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 姫路城前の家老屋敷跡公園(姫路市本町)特設会場で4月15日、5月1日公開の映画「THE NEXT GENERATION パトレイバー首都決戦」に登場する実物大「98式AVイングラム」をトレーラー上で直立させるデッキアップイベントが行われた。開始前は小雨模様の天候だったが、初回のデッキアップが始まると雨がやみ青空が広がった。

スマホのカメラに収める姿が多く見られた

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 初回、詰め掛けた見物客約1000人が見守る中、主催者を代表してソーシャルメディア姫路交流会(姫路市飾磨区三宅)の長沼実侑紀さんが「姫路城のグランドオープンのお祝いと姫路の交通安全を願って、イングラムが来てくれた。今日限りなので、ぜひ楽しんでほしい。急きょの開催で、姫路市長はじめ多くの皆さんには多大なご協力をいただき感謝する」とあいさつした。

 続いて、同会のメンバーで市議会議員の駒田かすみさんが「自転車は車道走行が原則」「安全ルールを守る」などの自転車安全利用五則の説明と交通安全についてPRを行った。会場では兵庫県警により、16日締め切りとなる2015年度第1回の警察官募集キャンペーンも行われた。

 パトランプの光とサイレンが鳴り響く中、デッキアップでイングラムが徐々に立ち上がり始めると、見物客から大きな拍手と歓声が湧き、城との共演をカメラに収めようと撮影する姿が多く見られた。デッキアップは当初4回行う予定だったが、最終の18時の回に集まった約2000人のアンコールの声と拍手が湧き起こり、その声に応えて追加して行われた。

 見学に来ていた市内在住の山下さんは「孫にロボットを見に行こうと連れて来られた。70年間、姫路にいるがこんなに大きなロボットは初めて見た。若者も年寄りもみんなが盛り上がるイベントは楽しい」と語った。同じく松本美子さんは「ツイッターで見て慌てて来た。大勢の人でびっくりしたが、来てよかった」と興奮気味に語った。

 ツイッターやフェイスブックでは、会場を訪れたユーザーがデッキアップや会場の様子を撮影した動画や写真を次々に投稿し、にぎわいを見せた。

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