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姫路観光「まちあるき」に新コース、地元ボランティアらの無料案内で

新コースでは、1月12日にオープンしたばかりの観光パビリオン「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」までの約1キロを30~45分ほどかけてガイド役が案内する。「姫路観光ナビポート」(駅前町)で撮影。1月18日

新コースでは、1月12日にオープンしたばかりの観光パビリオン「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」までの約1キロを30~45分ほどかけてガイド役が案内する。「姫路観光ナビポート」(駅前町)で撮影。1月18日

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 姫路を訪れる観光客を無料で案内するボランティア団体「姫路観光ボランティアガイドの会」が1月18日、新たなガイド役を加えるとともに新コースでの案内を始めた。

新名所「大河ドラマ館」まで案内する

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 同団体は2009年の設立。前身の「姫路商工会議所ボランティアガイドの会」と合わせ、2001年から観光客らの「まちあるき」をサポートしてきた。ガイド役を務めるのは、研修を受けた地元出身者が中心。JR姫路駅構内の観光案内所「姫路観光なびポート」(駅前町、TEL 079-287-0003)に毎日1人以上が常駐し、求めに応じて姫路城周辺などを40分から2時間のコースで解説を交えながら無料で案内する。

 新コースでの案内は、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」放送をきっかけに官民共同で観光振興に取り組む「ひめじ官兵衛プロジェクト推進協議会」との連携事業。ガイド役は昨年8月に加わった新たなメンバーらが中心になって務める。ルートは、1月12日にオープンしたばかりの観光パビリオン「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」までの1キロほどで、案内所からの所要時間は30~45分。途中、旧城下町に残る史跡や姫路城の遺構などの解説を行うとともに縦横に通じるアーケード街のにぎわいも感じてもらい「着地型観光」の推進に一役買う。

 初日の18日は、同団体の矢木潔会長をはじめガイド役5人が案内所へ出動。推進協議会関係者も姿を見せる中、第一歩を踏み出した。ガイド役の一人・高橋昌己さんは「地元ならではの情報発信に努めたい。ドラマの主人公・黒田官兵衛の魅力を伝えるとともに視聴率アップにも貢献できれば」と意気込む。

 新コースでの案内日は毎週土曜。出発は10時と13時の2回。各出発時間までに案内所へ申し込むことで参加できる。ドラマ館入館料などは別途。2015年1月10日まで。

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