姫路経済新聞の今年上半期PV（ページビュー）ランキングは、JR姫路駅の新しい駅ビル「Piole（ピオレ）」のオープン日をいち早く報じた「新姫路駅ビル『ピオレ』、4月30日開業へ－87店が姫路初出店」が1位になった。

上半期の「トレンド」、駅前地区の夕景

　ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位には、再開発による変貌著しい姫路駅前地区の動静を報じた記事が多数ランクインする結果となった。

　上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 新姫路駅ビル「ピオレ」、4月30日開業へ－87店が姫路初出店（2/25）
2. 姫路の地下街「グランフェスタ」、刷新に合わせホームページ開設（3/23）
3. 姫路駅前の地下街2年ぶり再開－新装「グランフェスタ」に51店（3/28）
4. 姫路駅前に「バーガーキング」－地下街刷新に合わせ市内初出店へ（2/14）
5. 姫路城眺望デッキ姿現す－駅前再開発、新駅ビル「ピオレ」も工事佳境に（2/7）
6. 姫路・幻の踏切が迎えた「踏切の日」－地図上では立体交差、誤表記続く（6/24）
7. 新姫路駅ビル「ピオレ」、報道陣に公開－東急ハンズなど119店舗（4/27）
8. 失われる姫路「モノレール遺産」－旧大将軍駅が入るビル取り壊しへ（6/18）
9. 新姫路駅ビル「ピオレ」グランドオープン－既存SC「プリエ」もピオレに（4/30）
10. 姫路～奈良間で初の直通運転－山陽・阪神・近鉄線またぐイベント列車（2/25）

　1位・7位・9位にランクインした駅ビル型商業施設「piole（ピオレ）姫路」は、JR西日本の関連会社「神戸SC開発」（神戸市東灘区）が2009年から3期に分けて進めてきた「JR姫路駅総合開発プロジェクト」の集大成として4月30日にグランドオープン。5月末までの約1カ月間で単館あたり115万人の来館客と対目標154％の売上高を達成するなど好調なスタートを切った。

　姫路エリアでは今後、姫路城大天守保存修理事業（～2015年）と姫路駅周辺土地区画整理事業（～2016年）が中心市街地で進むほか、NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」（2014年）の放映決定によるご当地観光ブームの動静などが注目される。「街の記録係」として、姫路を舞台に生きる人々の奮闘・健闘にもスポットライトを当てていきたい。