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本町商店街で姫路城カレンダーの10年を振り返る写真展

広告会社「マスブレーン」の嶋津眞治さん(左)とカメラマンの島内治彦さん(右)

広告会社「マスブレーン」の嶋津眞治さん(左)とカメラマンの島内治彦さん(右)

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 「姫路城カレンダー 10年の軌跡写真展」が11月18日、姫路城近くの本町商店街「Raft Art Gallery」(姫路市本町)で始まった。

会場内

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 2015(平成27)年の姫路城改修後に制作が始まった「姫路城カレンダー」の10作目を記念して歩みを振り返る同展。制作を手がけるカメラマンの島内治彦さんと広告会社「マスブレーン」の嶋津眞治さんが、カレンダーに使ってきた写真を主に展示している。

 「姫路城カレンダー」は、2カ月1ページ構成で、下部に企業名や商店名を名入れできる仕様。主に年末のあいさつ回りで使われてきたが、近年では外国人観光客が写真集やクリスマスカードの代わりに購入し、海外へ送るケースも増えているという。

 カレンダーに使う写真は、年間50回ほど姫路城に足を運び島内さんが撮影する約1万枚から嶋津さんが選ぶ8枚。「撮影した写真が採用されないこともあり残念に思うことはあるが、年間を通して見ると選定に間違いはない」と島内さん。嶋津さんは「私たちは漫才コンビのような関係で、互いの役割があってこそ活動が成り立つ。これからも試行錯誤を続けながら制作を続けていきたい」と話す。「短い期間ではあるが、多くの人に足を運んでもらいたい」とも。

 開催時間は10時~17時。入場無料。24日まで。

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