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網干駅近くのカフェ&菓子店が10周年 周年イベントも

「ご飯とお菓子 oeufs」外観

「ご飯とお菓子 oeufs」外観

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 姫路市南西部の山陽電車網干駅近くの「ご飯とお菓子 oeufs」(姫路市網干区垣内南町、TEL 079-290-9088)が11月5日、10周年を迎えた。

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 店舗面積60坪の店内は白と木目を基調とした作りで、落ち着いた雰囲気。席数はカウンター6席、テーブル7卓22席。

 店主の名田絵美さんは製菓専門学校を卒業後、大阪、神戸の飲食店で働いた後、自分の好きな菓子作りがしたいと地元の網干で店をオープンした。

 店名の「oeufs」は、フランス語で「卵」。名田さんの父が卵販売をしていたことから付けた。「フランス語ではウフと発音するが、笑い声のようにウッフと呼んでほしい」と名田さん。

 オープン当初、女性オーナーは珍しく「女性特有の悔しい思いもしてきたが、地元の友人、近所の方の応援があって頑張ってこられた」と振り返る。2017年7月には店内を広くし、夫の有佑さんがランチの提供を始めた。

 販売する焼き菓子は、オープン当初から、無添加、無着色で素材本来の味を重視するようにこだわっているという。メニューは、サブレディアマン(150円)、ガレットブルトンヌ、マーブルパウンド(以上180円)、フロランタン(200円)。ケーキメニューはフルーツロール(400円)、ティラミス(460円)、カシスモンブラン(480円)など。

 ランチメニューは、春巻きコロッケ定食、とり天定食、ふんわり卵のキーマカレー(以上980円)、レンコンのはさみ揚げ定食(1,000円)などを提供する。

 ドリンクメニューはコーヒー(430円)、アイスコーヒー、アイスティー(以上450円)、アイスカフェラテ、セイロン、アールグレイ(以上500円)など。

 6日~10日は周年イベントを開く。名田さんの兄で店内デザイン、名刺やチラシデザインを担った木版画画家、三浦茂樹さんの木版画展示、店のコースターやのれんに使っているハンドメード作家の作品など、オープン当初から名田さんが世話になった人たちの作品の展示販売を日替わりで行う。

 名田さんは「10周年を迎えられたのは、そばで支えてくれた人がいたから。お世話になった人の作品を来店されたお客さまにも好きになってもらえたらうれしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時、カフェ=14時~18時。日曜、月曜定休。

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