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姫路で「ソーシャルメディア交流会」発足-SNSコンテンツの多様化背景に

「ソーシャルメディア」のユーザーらを集めて発足した「ソーシャルメディア姫路交流会」のメンバーら。ホテル日航姫路(姫路市南駅前町)で。1月19日

「ソーシャルメディア」のユーザーらを集めて発足した「ソーシャルメディア姫路交流会」のメンバーら。ホテル日航姫路(姫路市南駅前町)で。1月19日

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 ホテル日航姫路(姫路市南駅前町)で1月19日、ソーシャルメディア姫路交流会の発足式が開催された。

約50人を集めビュッフェ形式で開催

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 フェイスブックやツイッター、グーグルプラス、ミクシィといったSNSコンテンツを通じ個人レベルで情報を発信する「ソーシャルメディア」のユーザーらが参加する同交流会。発起人は、主にツイッターユーザーらを集め、2010年7月から活動する「ツイッター姫路交流会」の運営委員らで、今後は、ツイッターの爆発的ブレーク以降多様化するSNSコンテンツのユーザーらとも自主的交流を深めながら地域活性化や情報発信を目的に活動していくという。

 当日は約50人を集めビュッフェ形式でのパーティーを開催。大阪府や三重県でソーシャルメディアの研究や普及、マーケティングなどに取り組む「達人」2人をゲストに迎えたほか、各地の「達人」から発足会の開催を祝うビデオレターも寄せられた。

 併せて行ったパネルディスカッションでは、「地域活性化とソーシャルメディア活用術」をテーマに、市内でソーシャルメディアの活用に取り組む経営者3人をパネリストに迎えてのディスカッションを展開。「時間や距離を超えて多彩な人との出会いが可能になる」「(ソーシャルメディアの)活用は必須となりつつある」といった意見が交わされる一方で、「活用が、特にビジネス面でのメリットに直結するものではない」「仕事観や人生観という面で高い『志』を持ち得ない人はスポイルされる傾向にある」といった厳しい意見も飛び出すなど、安易な活用への警鐘を鳴らす場面も見られた。

 「今後もSNSコンテンツは興隆を繰り返すだろう。どのようなコンテンツが流行しても、ソーシャルメディアユーザー同士の『つながり』を継続していきたいと考え交流会を立ち上げた」と同交流会運営委員の一人、羽山真司さん。「今後は、広く浅く『つながり』を構築するのみならず、『深み』を加味した交流ができる場づくりにも取り組んでいきたい」と展望を語る。

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