「体験型茶房『白鷺茶房』」(姫路市忍町)が4月3日、オープンした。
店舗面積は約7坪。席数はカウンター席4席。
店主の赤松佳幸さんは、1948年(昭和23年)創業の播磨屋茶舗(同)に生まれ育った。東京で異業種に就いた後、家業を継ぐため姫路に戻った。卸販売中心の業務の中で、実際に日本茶を飲む客の感想を直接聞く機会が少なかったことから、対面で提供できる場として同店を出店したという。
コンセプトは「お茶の多様性を楽しめる人を増やす」。赤松さんは、産地ごとに異なる緑茶の特徴に加え、日本の紅茶やウーロン茶、中国や台湾の茶など、多様な茶文化を紹介する。湯の温度や急須、水質によって味わいが変化する点にも触れ、「それぞれのお茶に適した入れ方がある」と赤松さん。「香りや味の違いを感じ取るには、知識に加え体験を通じた感覚も重要」とも。
メニューは、「霧島深蒸し煎茶」(1,300円)、「宇治煎茶」「さしま深蒸し煎茶」「本山煎茶」(以上1,200円)、「本山茎ほうじ茶」(900円)、「東方美人」(2,500円)など全13種類で、紅茶1種類、ウーロン茶5種類、緑茶7種類を用意。いずれも、抹茶レモンケーキ、ナッツの砂糖漬けなどのお茶受けを付ける。客の好みに合わせ、茶の提案も行う。
店内では、鎌倉時代から続く利き茶の一種「茶歌舞伎」を初心者向けにアレンジした体験や、期間限定の飲み比べ企画などの予約制ワークショップを用意。「テイスティングゲーム」を通じ、茶文化に親しむ機会を提供する。
赤松さんは「ジャスミンティーや紅茶など、季節に応じた茶も提供していきたい」と話す。
営業時間は10時~18時。月曜・木曜定休。