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夏の風物詩「姫路ゆかたまつり」4年ぶり開催へ  浴衣着用の特典も

長壁神社の参拝客

長壁神社の参拝客

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 姫路を代表する祭り「姫路ゆかたまつり」が6月24日、25日の2日間、長壁(おさかべ)神社(姫路市立町)を中心に開催される。

姫路ゆかたまつりチラシ(2023年)

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 同祭りは1742年、当時の姫路城主・榊原政岑(まさみね)公が越後高田へ移封されるに当たり、城内の長壁神社を長源寺の境内に遷座した際に行われた「遷座祭」に由来する。当時の町人が式服を作る間がなく参加するのをちゅうちょしていたところ、浴衣での参加を認めたのが起源とされる。

 戦後に入ると、呉服商などにより行われるようになり、現在も姫路市民にとってなじみ深い夏の風物詩として親しまれている。

 例年、6月22日~24日の3日間の日程で催されていたが、新型コロナウイルス禍で中止が続き4年ぶりということもあり、家族連れが楽しみやすい土曜、日曜に開く。

 長壁神社や塩町の城南公園と周辺商店街、大手前通りなどに露店200店が出店する。城南公園でのオープニングセレモニーを皮切りに、南中ソーラン、歌謡ショー、よさこい、和太鼓など多彩なステージを繰り広げる。

 期間中、浴衣着用の来場者は、姫路駅発着の神姫バス運賃半額、アースシネマズ姫路(姫路市駅前町)の通常版の映画観賞料金が1,200円に割引、姫路城や好古園などの姫路城周辺の観光施設入場料無料などの特典を用意する。

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