姫路城周辺で11月に開催されるご当地グルメの祭典「B-1グランプリin姫路」の出展団体数が8月25日、明らかになった。

　B-1グランプリは、地元の人たちに愛される郷土料理を「B級ご当地グルメ」とし、全国から集まったご当地グルメの中から投票で日本一を決めるグルメイベント。投票は、参加者が使用した割り箸で行われ、2日間で獲得した割り箸の総重量により、その年のゴールドグランプリ、シルバーグランプリ、ブロンズグランプリ受賞団体を決める。

　6回目となる今回は、昨年より17団体多い63団体が参加。出展数は過去最多となった。初出展は「久慈まめぶ汁」（岩手県久慈市）、「いわてまち焼うどん」（同岩手市）、「秋田かやき」（秋田県秋田市）、「男鹿しょっつる焼きそば」（同男鹿市）、「本荘ハムフライ」（同由利本荘市）、「かほく冷たい肉そば」（山形県河北町）、「勝浦タンタンメン」（千葉県勝浦市）、「富士つけナポリタン」（静岡県富士市）、「西伊豆しおかつおうどん」（同西伊豆市）、「伊那ローメン」（長野県伊那市）、「津ぎょうざ」（三重県津市）、「亀山みそ焼きうどん」（同亀山市）、「伏見稲荷寿司」（京都市伏見区）、「日生カキオコ」（岡山県備前市）、「今治焼豚玉子飯」（愛媛県今治市）、「須崎名物『鍋焼きラーメン』」（高知県須崎市）、「日田やきそば」（大分県日田市）、「延岡発祥チキン南蛮」（宮崎県延岡市）の18団体。

　過去に受賞し殿堂入りとなった「富士宮やきそば」「厚木シロコロホルモン」「横手やきそば」「甲府とりもつ煮」や同イベント開催地のご当地グルメは投票の対象外となるため、「姫路おでん」の受賞はない。

　開催日は11月12日・13日。「現在、出展ブースのレイアウトを決めているところ」と同ベント実行委員会事務局長の鯉塚晃好さん。「当日は交通規制が実施され、会場となる姫路城周辺は大変混雑することが予測されるので、公共の交通機関で来場してほしい」とも。