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姫路駅前のバスターミナルに「七夕飾り」-笹の葉さらさら、構内に揺れる

月遅れの「七夕飾り」に短冊をつるす子どもたち。姫路駅前の神姫バスセンター(姫路市西駅前町)で。7月31日

月遅れの「七夕飾り」に短冊をつるす子どもたち。姫路駅前の神姫バスセンター(姫路市西駅前町)で。7月31日

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 神姫バス(姫路市西駅前町)が運営する姫路駅前のバスターミナル「神姫バスセンター」(同)に7月31日、旧暦の七夕に合わせ「笹(ささ)飾り」がお目見えした。

短冊をつるそうと一斉に手を伸ばす子どもたち

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 2011年に始まった七夕の行事。今年は旧暦の7月7日にあたる8月13日を前に、用意した笹飾り7本をターミナルの柱へ飾り付けた。姫路では「新暦」により七夕を7月7日に合わせるところが増える一方で、南東部・灘地区や北部・夢前地区などでは旧暦に合わせ8月7日前後に「月遅れ」で祝う風習も残る。同社では毎年、月遅れで行事を執り行ってきた。

 当日は、同社の関連会社が運営する「神姫ひかり幼児園」(景福寺前)の園児23人がターミナルを訪問。願い事を記した短冊を、星やちょうちんなどをかたどった折り紙と共に笹の枝へつるした。ターミナルには色無地の短冊とペンを置いたテーブルも設置。一般利用客も同社が提案する「今年の夏 それぞれの思い・願い」をテーマに記した短冊を自由につるすことができるとあって、早速ペンを走らせる人の姿もあった。

 「例年(笹飾りが)折れそうになるほどの短冊が集まるなど好評を得てきた企画」と同社企画課の塩見絢子さん。「来月2日には『お城まつり』が始まり利用客が増える。今年も多くの方に楽しんでもらえれば」と話す。

 飾り付けは8月中旬ごろまでを予定。集まった短冊などと共に播磨国総社(総社本町)へ奉納する。

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