姫路・野里の市立花北体育館(姫路市増位新町2)で11月6日、フェイスブックユーザーらが集まる「秋の大運動会」が開催され、約60人の「ええおとな」が赤白のチームに分かれて汗を流した。主催は姫路Facebook交流会。
姫路在住者や出身者を中心に約690人のフェイスブックユーザーが集まる同交流会。結成は昨年6月で、8月には初のオフ会を開催し約30人が参加したのを皮切りに、今年1月の新年会には約100人が集結。オフ会のみならずビジネス交流会を主催するなどフェイスブックのイベント機能を活用しながら会員間で交流を続ける。
運動会は、参加者間の交流を目的に開催。同会の有志10人でつくる実行委員会が企画した。「運動会という場面なら、『ええおとな』(=いい年をした大人の意)も童心に返ってくれるだろうと考えた」と実行委員の柴山栄一さん。「普段とは異なる友人の一面に触れてもらう機会。相互理解を深めてもらおうと開催を決めた」と振り返る。
当日は、約60人が参加。赤白のチームに分かれた参加者らが、ポイント制の対抗戦形式で「絆でパン食い競争」や「風船ふわふわゲーム」「クイズ三人四脚リレー」など5種目の競技に挑み汗を流した。最終種目の「一発逆転ドッジボール」では、赤白両チームが優勝決定ポイントをめぐり肉薄。接戦を展開すると、参加者らの歓声がひときわ高まり館内にこだました。
対戦結果は、赤組の優勝。運動会終了後に体育館近隣の居酒屋で開かれた懇親会では、MVPとして赤組から山浦一輝紀さん(大阪市淀川区在住)と、白組から下岡武弥さん(姫路市在住)の2人を選び表彰も行った。
「果たして盛り上がるかと不安もあったが、参加者らが夢中で競技し、笑顔で交流する姿に姫路の『熱さ』を感じた」と柴山さん。「今後も姫路が盛り上がる企画を提案していく。『いいね!』で参加できる交流会のフェイスブックページにも注目してほしい」と話す。