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姫路・二階町にしょうゆ専門店のアンテナショップ 薄口・濃い口使い分けた料理提供

店主の浅井良昭さん

店主の浅井良昭さん

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 「播州龍野 醤油(しょうゆ)屋の賄(まかな)いめし」(姫路市二階町、TEL 079-221-7241)が9月1日、リニューアルオープンした。

店舗外観

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 店主の浅井良昭さんは2020年1月にたつの市で開業し、デパートなどの催事でしょうゆを販売していたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け、試食販売ができなくなった。今年6月にしょうゆ専門店「うすくち文化研究所」の飲食店型アンテナショップとして同店を開いたが、オープン後も試行錯誤を繰り返し、8月に1カ月間休業し、ブラッシュアップを重ねてリニューアルオープンにこぎ着けた。

 店舗面積は23坪。席数は、カウンター=10席、テーブル=4卓16席。

 提供するメニューはご飯とおかずの基本セット(650円)に、白(薄口)しょうゆで味付けた料理が付く白定食(1,000円)、赤(濃い口)しょうゆで味付けした料理が付く赤定食(1,100円)の3種。白定食と赤定食はそれぞれ15食限定。基本セットのおかずは2種類のしょうゆで味付けし、食べ比べできる高野豆腐、白しょうゆとだしで味付けしたとろろ、卵の黄身を白しょうゆに半日漬けた黄身漬け、ピリ辛しょうゆこうじなど。昆布とかつおでだしを取り、白しょうゆで味付けした、たつの市ゆかりの「ばち(そうめんの端)汁」も提供する。デザートに同店オリジナルの「白い醤油プリン」(200円)も用意する。

 店内では料理に使う白しょうゆ、赤しょうゆの2種類のしょうゆ(以上690円)、「蕎麦屋(そばや)濃いだし」(860円)も販売する。

 浅井さんは「薄口と濃い口のしょうゆを使い分けた料理を味わってもらい、それぞれの特徴や魅力を伝えたい。今後は料理教室やしょうゆまんじゅう作りや体験教室なども開きたい」と抱負を語る。

 営業時間は11時30分~14時。火曜定休。

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