昨年春の緊急事態宣言発出時に地元飲食店の弁当を姫路駅前で出張販売した「#姫路エール飯」が5月28日~30日、3日間限定で無料配送サービスを行う。
「姫路エール飯デリバリーオンライン」と名付け地元飲食店店主らが共同で取り組む同事業。地元ドラッグストアチェーン「ゴダイドラッグ」が協力し、同チェーン南条前田店、東山店、宮上店、城北店などの8カ所の駐車場を弁当の受け渡し場所として提供する。配送は飲食店が当番制で行う。
利用方法は「姫路エール飯デリバリーオンライン」のメニュー一覧から希望のメニュー、個数を選び、クレジット決済を済ませて注文を完了。希望した受取日・場所で配送時間に受け取る。配送ルート以外にも姫路駅近くのパエリア&アヒージョ バイラ(姫路市立町)、Himeginger(ヒメジンジャー)姫路駅南店(姫路市東延末)でも受け取ることができる。
参加店とメニューは、和食ゆう希(姫路市魚町)の「初夏の彩り御膳」(1,200円)、Organic Cafe Restaurant「珊瑚椀(さんごはち)」(姫路市御国野町御着)の「チキンの島らっきょう糀のパン粉焼き」(1,296円)、カジカジKITCHEN(姫路市西二階町)のローストポーク弁当(1,000円)、じごろ本店(姫路市南町)の「和牛しぐれ煮弁当」(1,200円)、「割烹白瀬」(姫路市呉服町)の「季節のおべんとう『初夏』」(1,500円)、ライトブルー(姫路市土山)の「エビマヨの彩りサラダごはんセット」(980円)、韓流キッチン辛ちゃん(姫路市楠町)の「キンパ)(500円)など。弁当以外にも前菜BOX(1,000円)や自家製わらび餅(500円)、唐揚げパック(500円)、「海老塩ラーメン」(300円)なども販売する。
代表の三枝達矢さんは「緊急事態宣言が繰り返され、飲食店は厳しい状況に立たされているが、おいしい料理を届けたい」と話す。「コロナ収束に向けて、自分たちにできることを進めていきたい」とも。