全国各地の工芸作家らが集うイベント「ひめじアーティストフェスティバル」が5月18日~19日の2日間、姫路城北側の「シロトピア公園」(姫路市本町)で開かれる。
「作る人と使う人が出会い、もの作りの文化と継承を目指す」ことをモットーに、2016年にスタートした同イベント。今回も、全国25の都道府県から審査を通過した156組の作家や工房が、木工、陶芸、ガラス、皮革、染・織・被服・金工など多彩な作品をフリーマーケット形式のブースで展示販売する。
同イベント実行委員長の円司(えんじ)さんは「アーティストによるデモンストレーションや珍しい作品も多数出展する一方で、『さをり織り』といった自由に織ることを目的とした手織りなどが体験できるブースも多数用意する」と話す。当日は作家や工房のブースとは別に、カレーやたこ焼き、パン、ケバブなど21組のご当地グルメのブースも出店する。
円司さんは「今回はNPO法人『グリーンバード』さんが、開催両日に会場のごみ拾い活動をしてくれる。この活動は誰でも参加可能なので『おそうじ』というつながりでも皆さんと交流できたらうれしい」と来場を呼び掛ける
開催時間は、18日=10時~17時、19日=9時~16時。入場無料。雨天決行。