昭和34年に開港し今年で60周年となる姫路港で過去最大客船の受け入れとなるクルーズ客船「ダイヤモンド・プリンセス」が4月5日、入港した。同船は総トン数115,875トン、全長290メートル。
同船を一目見ようと、7時の入港を待ちわびた市民が、同船が姿を現わす前から続々と岸壁に向かった。朝日を浴びながらゆっくり入港すると集まった市民たちから歓声が上がった。
この開港60周年記念事業として3月29日の日本最大客船「飛鳥II」の入港に続き2隻目となる。同船の外国人乗船客らはバスに乗り換え姫路市内観光に向かった。
初めて大型客船を見たという姫路市内の藤原賢治さんは「これほど大きな客船が姫路港に来ることに驚いた。これからも姫路に船を誘致してもらい」と語る。同船は次の寄港地の高知に向け18時に出港した。