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姫路の老舗百貨店が閉店 惜しまれつつ111年の歴史に幕

最後の日を見届ける市民

最後の日を見届ける市民

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 姫路の中心街の百貨店「ヤマトヤシキ姫路店」(姫路市二階町)が2月28日、閉店した。「みゆき通り商店街」と「二階町商店街」に接した同店、創業以来111年にわたり姫路の中心街のシンボルとして市民から親しまれてきたが、近年の消費者行動の変化などの影響を受け、ついにその歴史に幕を下ろすこととなった。

あいさつをする山本店長

 同日18時の閉店時間が訪れ、最後の買物客を見送るため、同店入り口には各売り場の店員が集まった。店長の山本昭博さんが「長きにわたりご愛顧ありがとうございました」とあいさつを述べた。中にはハンカチで涙をぬぐう店員もいた。

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 最後の日を見届けようと買物に来た山口和巳さん(72)は「年末年始、お中元お歳暮など1年を通して世話になっていた。屋上にあるハートのシンボルマークが姫路の象徴だったのに残念」と名残を惜しんだ。

 同店跡地は商業施設などに利用される予定。