播磨の食文化をより良いものにしようと毎年開催している食のイベント「スローフードな縁日」が9月8日、姫路護国神社(姫路市本町)の境内で開催され、多くの参加者でにぎわった。主催は播磨スローフード協会。
今年のテーマは「無心に食べる」。会場となった神社境内には、本田商店(網干区)や灘菊酒造(手柄)など日本酒の蔵元を中心に飲食店など24店が出店。地酒やみそ料理など地域の食を生かした料理を提供したほか、「ハニートースト」によるジャズライブも行なわれた。
同イベント実行委員長の原聡さんは「神社の境内で開催するようになったのは今回で4回目。日本の伝統食と伝統文化を守り次世代に伝えていくイベントとして続けていきたい」と話す。
家族で参加した五十幡舞子さんは「前から来たいと思っていた。たくさんの店があり、お酒も豊富で楽しい」と感想を述べた。