9月18日に開催されるB級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」に向けて9日、県内の出展3団体が合同で壮行会を開いた。
神奈川県厚木市で開催される本大会の出場数は過去最多の46団体。兵庫県からは「姫路おでん」(姫路市)、「高砂にくてん」(高砂市)、「あかし玉子焼き」(明石市)の3団体が出展する。
会場では、各団体の代表者が大会に向けてのそれぞれの思いを語ったほか、試食ブースを設け関係者らに自慢のご当地グルメを振る舞った。姫路おでん共同組合の前川裕司代表は「今年のテーマは『3度おいしい』。素材のおいしさを楽しんでもらい、日本中に『姫路おでん』の存在を知ってもらえるようピーアールして来年につなげていきたい」と意気込みをみせる。
優勝は、使用したはしを投票して決めるため提供する食数も勝敗を分けるポイントとなる。「姫路おでん」は2千食、「高砂にくてん」は3千食、「あかし玉子焼き」は7千食を用意する。
姫路食文化協会の本田真一郎会長は「おでんは仕込みに時間がかかるため数で勝負ができない。優勝は難しいが、1人でも多くの人に姫路のご当地グルメのおしいさを知ってもらい、品質でナンバーワンを狙う」と話す。