平成の大修理を終えて姫路城がグランドオープンすることを祝い大手前公園（姫路市本町）で3月27日、「姫路官兵衛屋台村」が開かれる。

主催は姫路食文化協会（TEL 079-224-8803）。グランドオープンで姫路城を訪れる観光客や市民に姫路・播磨のご当地グルメを味わってもらい、姫路城と共に「食のまち姫路」をPRする狙い。

　出店は、姫路のご当地グルメとして姫路おでん、ちゃんぽん焼き、アーモンドトースト、ひねぽん、夢そばがゆ、家島干ガレ丼の6ブースと周辺市町のご当地グルメ、市川かしわめし、神河町自然薯だしとろろ、よふど地鶏空揚げ、あかし卵焼き、高砂にくてんの5ブース。そのほか、播磨の地酒、官兵衛グッズ・菓子、観光PR、お土産コーナーのブース展開も予定する。

　姫路おでんのPRを担当する姫路おでんキレディも新たな衣装姿を披露するほか、歴史衣装に身を包んだ門番さくら組やゆるキャラのかんべえくん、しょうちゃんも登場する。

　主催者の一人は「『官兵衛屋台村』事業を通じて、播磨や兵庫県全域にご当地グルメのネットワークができた。このネットワークを生かして、ビジネスマンや観光客が安心して昼夜楽しめる、常設のご当地グルメスポットを実現させたい」と意気込む。

　姫路城グランドオープンに際しては、24日に大天守内覧会が、26日に記念式典やブルーインパルスの祝賀飛行が執り行われる。

　屋台村の開催時間は10時～17時。今月29日まで。