姫路市の県道414号線(通称=荒川線)近くにある住宅街の一角に11月18日、コミュニティースペース「はこプラス」(姫路市岡田、TEL 080-1495-9579)がオープンした。
真新しい平屋建ての同スペース。フローリングが施され、開放的な空間に白いオープンキッチンを備えた約17坪。屋外にデッキスペースが併設されている。スペース名の「はこプラス」は、夢をかなえる場として、「叶」という漢字の口(はこ)と+(プラス)を引用し名付けた。
代表を務める「ママの働き方応援隊姫路校」の福岡加奈さんは「『家族みんながHAPPYになる姫路の地域コミュニティー』の実現を目指し、多世代が交流できる場が欲しかった」と話す。「姫路市内でも子育てサークルや異業種交流会、老人会などさまざまな集まりがある。そうしたグループが、集まれば何か面白いことが起き、新しい価値が生まれるとわくわくしている」とも。
福岡さんは、「ママフェス姫路」などのイベントを数多くこなした自身の経験から同スペースで集客やチラシの作り方などをサポートし、「やりたいことは漠然とあるけどやり方が分からないと不安な人を支援していきたい」と意欲に燃える。
福岡さんは「多世代が集う地域の集会所になり、ちょっとした子どもの発言から大人がヒントを得たり、さまざまなコミュニティーの知恵がつながったりすることで、家族みんながはた(側)を楽にする役割を見つけてハッピーになれると面白い」と期待を込める。
開館時間は9時~17時。利用料は1時間1,000円~。