姫路市民会館(姫路市総社本町)で4月27日、男女共同参画の推進などについて話し合うフォーラム「ええとこ姫路」が開催された。
「『住むなら姫路』を作りたい」をテーマに開催された同フォーラム。女性を中心とする市民団体の働きかけで、同市議会の女性議員5人をパネリストに、神戸親和女子大学(神戸市北区)の勝木洋子教授をコーディネーターに、それぞれ迎えて開いた。
当日は約50人が参加。男女共同参画の推進をベースに雇用や家庭、防災、福祉、社会の高齢化などの市政の課題を解決していこうとするパネリストの発言に耳を傾けた。フォーラム終了後には交流会「名刺交換ワークショップ」も開催。参加者らは名刺交換による自己紹介や歓談などを通じて親交を深めた。
「市政は身近なもの」とパネリストの一人。「パブリックコメントの提出や市議会の傍聴といった機会を通じて、行政に皆さんの声を届けてもらえれば」と呼び掛けた。
参加者の波多野靖之カナエさんは「任せるだけではなく、参画していこうと思った。具体的に手伝えることを見つけていきたい」と話していた。