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書家「福詩家たろう」さん、姫路のうどん店で書き下ろし披露

「福詩」を揮毫(きごう)する福詩家たろうさん。姫路の手打ちうどん店「久助」(姫路市砥堀)で。3月18日

「福詩」を揮毫(きごう)する福詩家たろうさん。姫路の手打ちうどん店「久助」(姫路市砥堀)で。3月18日

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 姫路の手打ちうどん店「久助」(姫路市砥堀、TEL 079-264-1078)に3月18日、書家の福詩家たろうさん(尼崎市在住)が来店し、客の求めに応じての書き下ろし揮毫(きごう)を披露した。

筆をふるうたろうさんの横顔

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 福祉関係の職を経て書家に転身したというたろうさん。関西を中心とする各地で書と自作の詩とのコラボから生まれる作品「福詩」の揮毫を続ける。

 今回の来店は、たろうさんと福本勝之店長の母・純子さんとが旧知の間柄だったことから実現したもの。当日は、フェイスブックなどで来店を知ったファンなど約10人が集まり、同店名物の手打ちうどんやわらび餅などを楽しみながら、たろうさんの来店を待ち受けた。来店後は、店内の一角に特設したブースで1人ずつたろうさんと対面。座右の銘や好みの漢字などを伝えることで「福詩」の揮毫を受ける様子が見られた。

 「大学への入学で姫路を離れる娘へのはなむけとなる書を求めて来店した」と駒田かすみさん(姫路市在住)。筆先から生まれる鮮やかな墨痕を見守りながら、「巣立ちにふさわしい言葉を込めて、娘へ贈りたい」と話していた。

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