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姫路・忍町に「吉梅商店」 地元食材で握るおにぎり専門店

店主の赤松伸哉さん

店主の赤松伸哉さん

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 おにぎり専門店「吉梅商店」(姫路市忍町)がオープンして1カ月がたった。オープン日は2月2日。

店舗外観

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 メニューは、「塩」(250円)、「鮭(さけ)」(330円)、「サバしそ昆布」「梅ミョウガ」(以上350円)、「明太(めんたい)マヨクリチ」(380円)など8種類のおにぎりと、みそ汁(200円)を提供する。店舗面積は約5坪。席数はカウンター5席。

 米は市内の小川農園産を使用。のりはイートイン用とテイクアウト用で異なり、イートイン用には風味が良く歯切れのよい熊本県産を取り寄せている。テイクアウト用には時間がたってもパリッとした食感が保てる淡路島産を使う。塩は淡路島の藻塩を採用する。具材は徒歩圏内の店舗で仕入れ、仕入れ次第で限定商品も提供する。

 出店場所は、かつて青果や魚介などの卸売業が集まっていたエリア。昭和30年ごろには200軒以上の業者が軒を連ね、活気あふれる市場として知られていた当時の面影を残す街並みが広がっている。

 店舗は、店主の赤松伸哉さんが現在も営むカフェの隣で、以前こんにゃく店が営業していた建物。閉店後は住居として使われていたが、おととし住人が亡くなりその家族から建物を活用してほしいと相談を受け、リノベーションを行い開業した。店名の「吉梅商店」は、こんにゃく店の名前を引き継いだ。

 赤松さんは「地域の方にはもちろん、おにぎりは姫路城へ行く前や新幹線の車内でも食べやすいので、観光客にも気軽に利用してもらえたら」と話す。

 営業時間は11時~18時。火曜・水曜定休。

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