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東洋大姫路、3年ぶり春の甲子園へ 近畿大会17年ぶり制覇で勢い

甲子園出場決定の瞬間、喜びの握手を交わす東洋大姫路の選手ら

甲子園出場決定の瞬間、喜びの握手を交わす東洋大姫路の選手ら

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 第97回選抜高校野球大会の出場校が1月24日、発表された。同校の選抜大会出場は2022年以来3年ぶり9度目。

上田学校長の選手への激励

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 東洋大姫路高校は昨秋、兵庫県大会および近畿大会をいずれも2007(平成19)年以来17年ぶりに制覇した。明治神宮大会では優勝した横浜高校と対戦し、延長11回タイブレークの末に1-3で敗れたものの、同校史上最高となるベスト4進出を果たした。

 チームはエース阪下漣投手と末永晄大投手を中心に投打のバランスが取れた布陣で、全国大会でも上位進出が期待されている。

 チームを率いるのは、2019年夏の甲子園で履正社高校(大阪)を日本一に導いた岡田龍生監督。岡田監督は2022年春に母校である同校の監督に就任した。

 東洋大姫路高校の上田肇学校長は「昨秋の近畿大会では神戸国際大付属高校戦で中盤に3点のリードを奪われるも、チーム全体の粘り強さと応援リーダーである児波君の鼓舞で逆転につながった。あの試合からチームは波に乗れた」と応援リーダーの児波諄宥さんを称えた。

 岡田監督は「本当に頼もしい後輩たち。このチームで全国制覇を目指す。明治神宮大会ベスト4の悔しさを全国優勝で晴らしたい」と意気込む。

 大会は3月18日から阪神甲子園球場(西宮市)で開催される。

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