映画「僕らはみゆき通り商店街子ども委員会LOVE 僕らがツナグ未来」の上映会が5月30日~6月1日、「アースシネマズ姫路」で開催される。
姫路駅前の「みゆき通り商店街」を舞台にした同映画は、姫路御幸通商店街振興組合発足50周年と姫路城世界遺産登録30周年を記念して、「後世に残ることをしたい」と同振興組合が制作した。姫路市民に限定した出演者やエキストラ延べ300人が参加した。
脚本・監督は姫路市出身の徳由美子さんが務め、全編スマートフォンで撮影された。同商店街の喫茶店「はまもとコーヒー」の濱本卓弥さん、「ぼうしや薬局」の松岡淳朗さん、「喫茶店大陸」の岡本一さん、スーパーマーケット「ボンマルシェ」の大塚兼史さんなど、実在する商店主たちが本人役で出演する。
あらすじは、2083年のAIに支配された未来で、希望を見失っていた少年・聡一朗が、祖父の形見の懐中時計で2023年の「みゆき通り商店街」にタイムスリップするところから始まる。AI化とは無縁の活気ある商店街で、幼なじみの4人と共に商店街の活性化に取り組むが、商店街消滅の危機に直面。過去の自分と協力し、失われた記憶と商店街消滅の謎を解き明かそうと奮闘する。
濱本さんは「映画を通じて、みゆき通り商店街の新たな魅力を感じてもらえたらうれしい。世代を超えて楽しめる映画なので多くの人に見てもらえたら」と呼びかける。
上映時間は19時30分~21時30分。料金は2,000円(全席自由)。チケットはウェブサイト「teket」で販売する。当日販売は無し。