姫路クラフトビール協会が製造・販売するクラフトビール「~Chill da BEER(チルダビール)」の瓶詰め商品が5月24日から、販売される。
同協会は、2022年にイーグレブルワリー(苫編)、姫路鳩屋麦酒(北条口)、フリー・スピリッツ・ブリューイング(久保町)、コガネ(西二階町)のビール醸造所の4事業者によって構成されている。
兵庫県産米「山田錦」を使った同ビールは、4社の醸造技術を結集して開発された。2月24日から各社でたる生を提供してきたが、姫路城の世界遺産登録30周年や大阪万博の開催を控え、訪日観光客の増加が見込まれる中、姫路の新しい土産品としてギフト需要も見込み、瓶詰めビールの販売にこぎ着けた。
ビール名の「~(チルダ)」は、クラフトビールの文化を「姫路~(から)」「イチ~(から)」「これ~(から)」広げていきたいという思いで付けたという。ラベルデザインは姫路市在住の高校生アーティスト・松本にいなさんが手がけた。
同協会事務局の濱田大規さんは「クラフトビール初心者の人にも飲みやすい味に仕上がった。山田錦を使ったまろやかさを楽しんでほしい」と呼びかける。
価格は330ミリリットル880円。「ハトヤ本店」「ハトヤグランフェスタ店」「Egret Brewery」「KOGANE」のタップバーと「本と酒 鍛冶六」(網干区)の角打ちで販売する。