「第3回 ヒメジくるくる市」が12月17日、姫路城西側のセントラルビルヂング(姫路市岩端町)駐車場で開かれる。
「目指せごみゼロマルシェ!」を合言葉に循環や食品ロスなどに配慮した同イベント。主催は「城の西エリアマネジメント準備会」。兵庫県立大学の学生20人とNPOが一諸になって企画した。
当日は、学生が「ごみゼロ」を目指し、飲食・物販ブース、ワークショップ、自宅の不用品を持ち寄ってもらい、「あげたい人」と「もらいたい人」を繋げる「アゲモラ市」などの運営にチャレンジ。飲食ブースでは、焼き鳥、豚汁、台湾風唐揚げ、いなりずし、焼きいも、玄米コーヒー、お茶やドリンクなどを販売。食器での提供はせず、来場者には皿・ボウル・箸・コップなどのマイ食器を持参してもらう。レンタル食器(有料)は用意する。クラフトビールのほか一部の食品はタッパーなどの容器を持参すれば、量り売りでも販売してもらえる。ごみ箱も用意せず、食べ残し、飲み残しは会場内に設置したコンポストでたい肥化する。
物販ブースでは、古本、パン、野菜、野菜の加工品、焼き菓子、小物雑貨、衣服などを販売する。子ども工務店(端材工作)やしめ縄作りなどの体験コーナーや学生が企画したSDGsゲームのコーナーも用意する。
事務局の霞末けい子さんは「無意識な日頃の買い物が、ごみが生まれるスタートになっていることに気づいてもらえれば」と話す。
開催時間は10時30分~14時30分。