すし店「たち花」(姫路市北条口2、TEL 079-282-6046)が9月1日、姫路駅近くにオープンする。
店主の立花一樹さんは26歳。学業と並行して飲食業界に身を置き、料理人として11年の経験を持つという。父親が料理人で、子どものころから料理を身近に感じて育ち、当たり前のように「お客さまに料理を提供したい。自分の店を持ちたい」という夢を抱いていたという。
姫路市内で料理長を務めていた店が老朽化のため閉店したのをきっかけに独立を決意。店名の「たち花」は立花さんの姓をそのまま冠し、のれんのロゴには立花さん手書きの文字を使う。
姫路駅から徒歩圏内にある同店の店舗面積は約19坪。席数は、カウンター=9席、個室(テーブル)=6席。客の顔を見ながら料理を提供できるよう、カウンターがメインの造りにした。内装はクロスを使わず土壁で、天然の土の色をベースに全体を暖色系でまとめた。照明は、料理に光を当てる天井照明と、壁面で柔らかな間接照明を使い、落ち着いた空間を演出した。
料理は「すしコース」(ランチ=6,500円、ディナー=1万3,000円)のみ。コース内容は月替わりで、先付け、わん、造り、八寸、焼き物(ディナーのみ)、すしを提供する。
立花さんは「季節ごとに変わる食材同士の組み合わせを意識した料理を提供していきたい。お客さまが満足し、笑顔で帰ってもらえるよう努めていきたい」と意気込む。
営業時間は、11時30分~15時、18時~20時。日曜定休。ランチは2部制で、一律11時30分および13時15分のスタートで提供する。