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姫路・西二階町商店街に中華料理店 注文を受けてから生地を練る翡翠麺

店主の孔晨(コウ・シン)さん(左) スタッフは全員が中国人で店内は中国語が飛び交う。

店主の孔晨(コウ・シン)さん(左) スタッフは全員が中国人で店内は中国語が飛び交う。

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 中華料理店「九両」(姫路市西二階町、TEL 079-263-7934)が西二階町商店街にオープンして8月18日で2カ月がたつ。

店舗外観

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 店主の孔晨(コウ・シン)さんは、日本料理、フランス料理、中華料理などの料理店で23年の修業を積み、本場西安のまぜそばを提供するために今回独立した。

 店名に入る「九」は、中国では「永遠」の象徴とされ、皇帝に関連する多くの物事に使われる重要な数字という。孔さんは「最高のおもてなしを提供するために『九両』と名付けた」と話す。

 自家製の麺はホウレンソウを練り込んだ翡翠(ひすい)麺で、手打ち麺の食感を楽しんでもらおうと注文を受けてから生地を練る。ゆで上がると翡翠のような色合いに仕上がるため「翡翠麺」と呼ばれるという。

 ランチメニューは「辛いバラ肉の混ぜ麺」(1,500円)、「三合一ヨウボー混ぜ麺」(1,200円)「自家製ねぎ油を使った上海油まぜそば」(1,100円)、焼きショーロンポー(3個=390円、6個=750円)などを取りそろえる。

 夜メニューは一品料理のほか、ショーロンポーや前菜、生ビールをセットにした「お疲れ様セット」(1,000円)など、仕事帰りに立ち寄りやすいメニューも用意する。

 孔さんは「常連も増えて少しずつ忙しくなっている。将来的にはチェーン展開も視野に入れている」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時30分~14時30分、17時30分~22時。月曜定休。

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